ニートのお金事情その2/なぜ引きこもりやニートは長期化するのか。

じゃあ今回はニートのお金事情は少し具体的な話に。

 

しかし、前回以降の間にニート関係のとんでも事件が起こりすぎてて笑うよ。

笑えないけど。

 

まあ、今回彼らについても少し触れようと思う。正直そこまで興味ないので詳しくないけど。(結果触れなかったぞてへ

 

さて、

お小遣いをもらってないパターンについて考える。

お小遣いをもらってないパターンはどんなふうに過ごしているかについては、いろいろある。

まず第一に彼らは基本的にお小遣いというものをそもそももらってない。

 

つまり学生時代からもらってないようなのだ。

このパターンはかわいそうに思う。

もしかしたら携帯とかも買い与えられていないパターンもあるだろう。

 

理由は親の考え方や経済状況だと思うが、

そもそも本当に貧乏だと引きこもるのは難しい。

経済的な問題は家庭環境に直結するからだ。

 

ひきこもりは甘えという考え方は間違っていると思うが、働けなければ食うものもないという家庭ではない。そもそもそんな家庭なら生活保護がもらえると思うが。

 

そもそもの問題として、経済的に逼迫していると、親との関係性がわるすぎて働くなり自殺するなりする。

 

一応書いておくが、

ひきこもりは甘えという考えは基本的に間違っている、彼らは基本的に好んで引きこもっているわけではないし、好んで自殺しているわけではない。

自殺というのはポジティブなものではない。

 

 

さて、話を戻すが、このパターンはわりと多種多様な気がする。

ご飯代としてはお金をもらっていたり、食事は自分が作ったり、

欲しいものはそれなりに買ってもらえるパターンなどいろいろある。

勉強のためとしてでも本を買ってもらうことさえ簡単ではなかったりする。

 

しかし彼らは親との関係は概ね良好だ。

もちろんいろいろあるだろうが、いきなり外に追い出すというスタンスではない。

 

しかしだからこそやばい。

つまり、親は子供にたいして、心配している。

が、引きこもりやニートという状態に対して、打つべき手を持っていないように感じる。

 

 

ちなみに私の親もそうだ。

しかしこれは難しい問題なのだ。

例えば親がこうしたらどうだろうという動きがあっても、子供側と意見が合致していることはまずない。

メンタルヘルスにしても、当事者達の集まる会のようなものにしても子供側が積極的な例は少ないし、心療内科などはうさんくさいというイメージもある。

薬の服用に関しての問題もある。

 

メンタルヘルスに関しては子供側が通院を拒否するパターンもある。

逆に親が子供の自覚症状を軽く考えていて理解のない場合もある。

これに関しては家族間でもめることが多いのでなんとも言えないが、非常に難しいと思う。

 

なんで難しいかって、ニートの子供は往々にして家庭仲はわるくないが、ニートになった理由に親が関わっていることも多いからだ。

 

そういう意味ではこれに関しては親にも自覚があることが多いと察する。

だからこそなににしても強く言えないし、外にほっぽり出せないのだ。

 

仮に外にほっぽりだしてニートやひきこもりから脱したとしよう。

それで子供達と親は絶縁する可能性は誰が考えたって高い。

これは当時者達なら考えるまでもなく直感として感じているだろう。

 

そうして淡々と家庭仲は良好な状態でどんどんと社会に適応していくのが難しく鳴っていくのだ。

 

引きこもりやニートが長期化するのは、実は保護されている引きこもりやニートの方が強い立場にいるが、金銭的にも精神的にも弱いため、社会に出る準備が一向にできないということなのだ。